イタリア通貨の今と昔【硬貨のデザインに注目!】

現在イタリアでは、ユーロ(単位:EUR)が正式な通貨として採用されています。ユーロは、EU加盟国のほとんどが採用しているヨーロッパの共通通貨であり、イタリアでは2002年にそれまで使われていたイタリア・リラからの移行が行なわれました。

 

イタリアのユーロ硬貨の種類

  • 0.01EUR(カステル・デル・モンテ)
  • 0.02EUR(モーレ・アントネッリアーナ)
  • 0.05EUR(ローマのコロッセオ)
  • 0.10EUR(ボッティチェッリの『ヴィーナスの誕生』)
  • 0.20EUR(ウンベルト・ボッチョーニの『空間における連続性の唯一の形態』)
  • 0.50EUR(マルクス・アウレリウス・アントニヌスの銅像)
  • 1.00EUR(レオナルド・ダ・ヴィンチによる『理想的な人体図』)
  • 2.00EUR(ラファエロ・サンティの描いた詩人ダンテの肖像画)

 

()内は裏面のデザインになります。ユーロ硬貨全8種の片面はユーロ圏共通のデザインですが、もう片面は各国独自のデザインになっています。イタリアは8種全て異なるデザインを採用しています。

 

昔使われていた通貨「リラ」とは

ユーロが採用される2002年まではイタリア・リラ(単位記号:ITL)という独自の通貨が使われていました。リラの補助単位はチェンテシモで、1リラ=100チェンテシミでした。リラは複数の国で採用されている通貨単位で、イタリアは廃止しましたが、2019年現在もトルコやレバノン、シリア、ヨルダンなどリラ通貨を採用している国はあります。

 

「リラ」というのはラテン語で「天秤」を意味しています。