「第三のイタリア」とは【場所や特徴は?なぜそう呼ばれる?】

第三のイタリア(英:Third Italy)」とは、第一のイタリア=北部の工業都市、第二のイタリア=南部の農業都市と対比される、ヴェネツィア、フィレンツェ、ボローニャといったルネサンス期以来の伝統工業が発達した諸都市(エミリア=ロマーニャ州周辺都市)のことです。

 

第三のイタリアの特徴

「第三のイタリア」では、工場で生産されるような大量生産品ではなく、職人の手作りによる、デザイン性に優れた質の高い製品(ガラス製品、革製品、宝飾品、家具など)が主に生産されています。そのため個人事業者が多いというのも特徴の1つです。

 

南北に長いイタリアは、昔から経済的には、北部の工業地帯(ミラノ、ジェノヴァ、トリノなど)と、南部の農業地帯(ナポリ、シチリアなど)という構図で見られていましたが、そのどちらでもない特産品重視の地場産業が盛んな地域を指す言葉として「第三のイタリア」という言葉が生まれたのです。