イタリアの名家一覧|中世イタリアの各都市に君臨した名門!

中世以降、イタリア各地に都市国家が成立し、商業的成功で財を成した“名家”が各都市の実質的な支配者として君臨していました。名家は都市の政治・経済に注力するだけでなく、学者や芸術家を財政面で支援するなど、イタリアの文化を育てる上で大きな役割を果たしました。

メディチ家(イタリア語:Casa de’ Medici)は、15世紀から18世紀までフィレンツェを支配したイタリアの名家です。金融業により富を築いたコジモ=メディチ(1389〜1464)が財力を背景に、メディチ家繁栄の基礎を築き、フィレンツェで絶大な影響力を行使するようになりました。子のピエロ=メディチ(1416〜69)を経て、孫ロレンツォ・デ・メディチ(1449〜92)の時にメディチ家とその支配...

サヴォイア家(イタリア語:Casa Savoia)は、サヴォワ(サヴォイア)一帯(現フランス領東部サヴォワ州)に起源を持ち、11世紀から20世紀まで存続していたイタリアの名家・王家です。フランス発祥ですが、やがて拠点をイタリアのピエモンテに移し、16世紀までにイタリア系名家としての性格を強くしていきました。18世紀にはサルデーニャ島の獲得と同時に「サルデーニャ王」の称号を獲得。その後イタリア統一運...

パッツィ家(イタリア語:Pazzi)は、11世紀から15世紀までフィレンツェを拠点としたイタリアの名家です。金融業と貿易により富を築いたラニエリ・デ・パッツィが財力を背景に、パッツィ繁栄の基礎を築き、フィレンツェの有力貴族として台頭しました。同じフィレンツェの名門貴族メディチ家とはライバル関係にあり、メディチ家転覆を謀った「パッツィ家の陰謀」を起こしたことで知られます。パッツィ家の陰謀とはメディチ...

ボルゲーゼ家は、ローマを拠点に活躍したイタリアの名家です。トスカーナ州・シエナに起源をもち、13世紀頃羊毛商として成功をおさめ、16世紀にローマに拠点を移しました。ボルゲーゼ家の歴史カミッロ・ボルゲーゼ(1552年-1621年)マルカントニオの子カミッロ・ボルゲーゼは、パウルス5世(在位:1605年 - 1621年)としてローマ教皇に選出されています。彼は教皇権の再興に努め、ボルゲーゼ家を積極的に...

ボルジア家(イタリア語: Borgia)は、15世紀末から16世紀初めまでイタリアで繁栄した、スペイン・バレンシア発祥の名家です。一族からローマ教皇も輩出している列記とした名門ですが、毒で政敵を次々と暗殺したという風説から、一般にとても悪いイメージで語られることが多いです。ボルジア家の全盛期アルフォンソ・ボルハ(1378‐1458)がバレンシア司教,枢機卿を経て、1455年にローマ教皇に選出された...

スフォルツァ家(Sforza)は、15世紀から16世紀までミラノを支配したイタリアの名家です。1447年に断絶したヴィスコンティ家に代わり、ミラノを支配するようになりました。ルネサンス期に学芸の保護に努め、レオナルドダヴィンチなど名だたる芸術家のパトロンとして活躍しました。スフォルツァ家の歴史農民出身の傭兵ムツィオ・アッテンドロ(1369―1424)を始祖とし、その子フランチェスコ(1401〜14...

ヴィスコンティ家(Visconti)は、13世紀から15世紀までミラノを支配したイタリアの名家です。12世紀中期に「副伯」の称号を得て世襲化。13世紀にはミラノ大司教に並ぶ名誉と勢力を得て繁栄の基礎を築き、ミラノで絶大な影響力を行使するようになりました。ヴィスコンティ家の歴史14世紀末にジャン・ガレアッツォ・ヴィスコンティ(1351年 - 1402年)が神聖ローマ皇帝からミラノ公の称号を与えられ、...