イタリアの自然環境

イタリアの自然環境(気候、動植物、森林、河川、湖、山など)の詳細をまとめているカテゴリーです。イタリアは地勢の変化に富む国で、山岳部か平野部かによって自然環境は異なります。さらに南部の地中海性気候、北部アルプス付近の大陸性気候といったように、地域ごとの気候要因も加わるため、この国の自然環境は非常に変化の富むものになっています。

イタリアで最大の気候区は地中海性気候(夏は高温乾燥、冬は温暖湿潤)ですが、この国は南北に細長く山がちな国なので、地域によってかなり気候差があることは知っておかねばなりません。イタリア南部・諸島部の気候ローマやナポリがある南部や諸島部は、ケッペンの気候区分における地中海性気候地域にあたります。夏は高温で日差しが強い乾燥期ですが、冬になると気温が落ち着き、雨もよく降るようになります。また初夏には、アフ...

イタリアの国土は、地中海に大きく突き出たイタリア半島(長靴型の形状が特徴的)と、2つの主要な島(シチリア島、サルデーニャ島)、その他諸島部で構成されています。海岸線イタリアの海岸線の長さは全長7500km(世界15位)にもおよびます。イタリア南部のアマルフィ一帯に広がる断崖絶壁の海岸(通称アマルフィ海岸)は、変化に富む特徴的な連なりを見せており、イタリア有数の景勝地として知られます。イタリアの国境...

イタリアの動物相は非常に多様です。ヨーロッパ動物相の三分の一にあたる57,000種以上が生息し、うち4777種を固有種が占めています。アフリカ・アジア・ヨーロッパが交差する場所に位置し、温暖な気候、変化に富む地質構造など、諸々の自然条件が、この国特有の生物多様性を生み出しています。山岳地帯の動物イタリアの大部分を占めている山岳地帯(半島を縦断しているアペニン山脈、北部国境を成すアルプス山脈など)に...

イタリアの植生は、気候が異なる南部と北部で違いが顕著です。またおなじ地域でも山岳地帯、平原、沿岸部など地理的条件により植生に変化がみられます。南部・諸島部の植生地中海性気候が支配的なイタリア南部や諸島部では、オリーブ、オレンジ、レモン、イチジクといった乾燥気候にみられる常緑植物が多くみられます。またイタリア最大の国立公園「ポリリーノ国立公園」には、モミ、ブナ、カエデ、カシ、栗の木など多様な樹種が植...

イタリアの国土の大部分は石灰質の山岳地帯が占めており、おせじにも肥沃な土地とはいえません。歴史を遡れば、この国はもともと豊かな森に覆われていたのですが、古代ローマ時代から数世紀の間に、近代化や開拓のためにほぼ伐採されてしまったのです。古代ローマ時代には、海上交易に必要な船や、交易品のワインを入れる樽を作るためにも大量の木材が消費されていた。しかしそんな過去の反省からか、いまだ残る少ない森林は自然保...

イタリア最大級の滝といえばマルモレの滝(Cascata delle Marmore)が有名です。「緑のハート」の別名で知られるウンブリア州(イタリア唯一の内陸州)にあり、ヴェリーノ川からネーラ川へ3つの落下ポイントを経て注ぎ込まれる滝です。高さは165mとヨーロッパ全体でもトップレベルです。滝の轟音と豪快な水しぶき、ウンブリア州の美しく豊かな自然があいまり、迫力と美しさを同時に楽しめる場所として定...

イタリアは地中海中央部に大きく突き出た半島国家です。古来より地中海を通じ、ヨーロッパだけでなく、アジア・アフリカなど幅広い地域と交流を持つことで、文明の発展を遂げてきました。このカテゴリでは、イタリアの海上交易において特に重要な役割を果たした、港湾を紹介しています。

イタリアはヨーロッパ有数の山岳国です。北部国境のアルプス山脈の山々、半島を縦断するアペニン山脈の山々、その他多くの火山もあり、イタリアの特異な自然環境の成因となっています。

イタリアは山岳国で、北部を中心に河川が多い国です。河川の存在は、この国の農業・水力発電を始めとする経済活動と密接な関わりがあり、歴史的にも重要な意味を持っています。

イタリアにはたくさんの湖が存在します。氷河の作用で形成された国内最大の湖ガルダ湖、「冥府の入り口」という伝説を持つアヴェルヌス湖、ハンニバルとローマ軍が戦った場所として知られるトラジメーノ湖、ファシスト党のムッソリーニが捕縛・処刑された場所として知られるコモ湖などなど…歴史的に重要な意味を持つ湖も多くあります。