コモ湖

コモ湖の基本情報
所在州 ロンバルディア州
面積 146 km2
最大水深 425 m
淡水・汽水 淡水
湖岸の都市 レッコ、コモ、トレメッツォなど

 

コモ湖(イタリア語: Lago di Como)は、スイスとの国境付近、アルプスの南端に位置する湖です。南北約50km、最大幅4.3kmと縦に細長く、湖岸の延長は180kmにもおよびます。面積は国内三番目、最大水深は425mとヨーロッパ屈指の規模の湖です。別名ラーリオ湖(Lario)。

 

水系

北東からアッダ川、メーラ川が注ぎ、東南付近からアッダ川として流れでて、ポー川に合流します。ベラジオの岬で二手に分かれる逆Y字型をしており、東側の湖はレッコ湖という名前がつけられています。

 

自然

冷涼で過ごしやすい気候から湖畔は避暑地として人気があり、立派な別荘、高級リゾートホテルが立ち並んでいます。古代の有力貴族や王室もお気に入りとしていたようで、あのユリウス・カエサルもこの地で休暇をとっていたといいます。

 

風光明媚で美しい風景で有名で、アッダ川、メーラ川が流入する地域には水鳥を中心とする豊かな生態系が育まれており、ラムサール条約で保護されています。

 

湖畔の町

コモ湖の観光拠点とされる、コモ湖南端のほとりにある町「コモ(Como)」は、シルクの産地として有名です。古代ローマ時代には「コムム(Cmum)」と呼ばれていて、百科全書『博物誌』の著者として有名なローマの文人プリニウス(23年‐79年)の出身地でした。

 

歴史

古代ではラクスラリウス( Lacus Larius)と呼ばれていました。第二次世界大戦では、イタリア社会共和国の崩壊後、亡命を企てたファシスト党のムッソリーニがこの湖畔で捕えられ、処刑された場所としても知られます。