トラジメーノ湖

トラジメーノ湖の基本情報
所在州 ウンブリア州
面積 128km2
最大水深 6 m
淡水・汽水 淡水
湖岸の都市
  • カスティリオーネ・デル・ラーゴ
  • チッタ・デッラ・ピエーヴェ
  • マジョーネ
  • パチャーノ
  • パニカーレ
  • パッシニャーノ・スル・トラジメーノ
  • ピエガーロ
  • トゥオーロ・スル・トラジメーノ

 

トラジメーノ湖(イタリア語:Lago Trasimeno)は、イタリア中部、ウンブリア州にある湖です。別称ペルージア(Perugia)湖。面積は国内4番目と非常に広いですが、最大水深6mときわめて浅い湖でもあります。マスの養殖、温暖な気候と周囲の丘を活かしたブドウ、オリーブの栽培などがさかんです。

 

湖に浮かぶ島

トラジメーノ湖の湖上にはマッジョーレ島 (Maggiore)、 ミノーレ島 (Minore)、ポルヴェーゼ島(Polvese)の3つの島が浮かんでいます。(人が住むのはマッジョーレ島のみ)

 

湖の水位について

トラジメーノ湖の水位は降雨量に応じて大きく変動します。流れ出る自然河川がない内陸湖(無口湖)のため、古代より長らく氾濫が悩みの種でした。1898年にテヴェレ川支流に繋がる地下排水溝が作られたことで解消されました。

 

湖の歴史

トラジメーノ湖の湖畔には、先史時代より人が住んでいたことがわかっています。最初に文明を築いたのはエトルリア人で、前3世紀頃からエトルリア人を征服したローマ人が住み始めました。

 

古代ローマ時代には第二次ポエニ戦争の舞台となり、ハンニバル率いるカルタゴ軍に、共和政ローマ軍が大敗を喫する「トラシメヌス湖畔の戦い(紀元前217年)」が起きた場所として有名です。無敵とされたローマ軍が、外敵に惨敗した事件としてローマに衝撃を与えました。

 

近代においては、マラリアの流行源となったこともあり、マラリアを媒介する蚊の幼虫を捕食する魚がアメリカから輸入され、放たれました。そのため外来種も多数生息しており、原生の生物を脅かしています。