イタリア共和国憲法の特徴【戦争放棄の平和条項も】

イタリア共和国憲法(伊:Costituzione della Repubblica Italiana)は、イタリア共和国の憲法典です。キリスト教民主党、社会党、共産党を中心とする制憲議会により作成され、1947年12月27日に公布、1948年1月1日に施行されました。

 

憲法の構成

1章
基本原則(第1〜12条)

 

2章
市民の権利および義務(第13〜54条)

 

3章
共和国の機構(第55条〜第139条)

 

憲法の特色

ファシスト党の禁止

戦前、ファシズムを台頭させたことへの反省から、42箇条もの人権条項が設定され、ファシスト党の再結成を禁止するなど反ファシズムを強く押し出した憲法になっています。大統領制を定め、また君主制の復活を目的とする改憲も禁止しています。

 

戦争放棄

憲法第11条では「イタリアは、他の人民の自由を侵害する手段および国際紛争を解決する方法としての戦争を否認する」という平和条項を定めており、国家間の平和と正義を実現することを目的としています。ここにもまた戦前の反省が反映されています。